ご報告
カレッジフラコンペティション2020
無事にゴールいたしました。
今年はコロナの影響により、8月が10月へ。10月が更に変更で12月へと延期となり不安がついて回るような道のりでした。
大学も入校禁止で公共の施設も思うように使えず、学生達にとっては練習する場がないという初めての壁を経験しました。
出場を決めたものの、顔を合わせて集まることができない期間もとても長く、やっと全員できちんと集まれたのは夏の終わり頃だったような…
暑い中、河原や広い駐車場で踊ったり…
雨の中、キャンプ用のテントを利用して集まったり…
今思えば、そんな普通と違う体験がみんなの心の絆を深めた場でもあったのかなと感じます。
私としては、3ヶ月という期間で感染予防をしっかり行いながら、どのように導くかとかなり頭を使いました。
ダンサーひとりひとりと向き合い、個性を把握し、いいところをとことん伸ばしてあげて、感性を育てる経験をさせるという時間もいつもより短いし、サポートするインストラクターやコクアも今年は最小人数で行うしかないので、当日までの流れも早い段階から綿密に計画しました。1日1日を丁寧に穏やかに過ごすことを徹底して、みんなで心ひとつに手を取り合いコツコツと歩んできた12人。多くの人に支えられて立派に成長し、本番を迎えました。
ここまでこれたことへの感謝の気持ちと喜びが溢れる感動のパフォーマンスでした。
踊り終わり舞台裏に帰ってきた12人は「楽しかった、終わっちゃったぁ〜😭」と涙、涙。
練習の日々、コンペまでの道のりが楽しくて充実してたのでしょう。
ソロ部門には萩原あかりちゃんが出場。
ソロダンサーはひとりでストーリーが描き伝えられるような力をつけることが大切です。綺麗に踊るのではなく、描くのです。
そのために必要なことを徹底的に磨き上げます。
今年も大学に入ってからフラを始めた若いダンサーにどこまで力をつけれるかが私自身のやりがいでもありました。終わった後に彼女の心が感動で満たされるように大切に大切に育ててきました。そして、彼女は、ため息のでるような美しいストーリーテーラーと成長しました。
また、今年は新たに設けられた高校生部門に東京クラスから石井蘭ちゃん(実践女子学園高等学校)が出場致しました。レッスンの半分以上をオンラインで行い、実際に見てあげれたのは5回くらい。ポイントを伝えると、次までにしっかりと自分のものにしてくる姿は立派でした。いつも明るく前向きな姿勢に多くの仲間が本当に感心しておりました。
カレフラ2020コンペティションへ向かうにあたりご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。皆さまの温かい愛が当日のダンサーのフラを一層と美しくしてくれました。
心より感謝致します。
この経験を糧として、これからも美しく成長し続けてくれると思います。ハーラウ オ ケアラニはこれからもダンサーの夢と向き合って謙虚にコツコツと歩んでいきたいと思います。
応援してくださり本当にありがとうございました。
カレッジフラコンペティション2020
⭐︎高校生部門 石井蘭 (実践女子学園高等学校)
準優勝
⭐︎大学ソロ部門 萩原あかり(群馬県立女子大学)
優勝 (ミスカレッジフラ2020)
ファクトシート賞 受賞
⭐︎大学団体部門 群馬県立女子大学 ロケラニ
優勝
ファクトシート賞 受賞
⭐︎Farewell パフォーマンス
神立春香 (ミスカレッジフラ2019)
♡ 今年参加された13大学、ソロ14名、高校生9名もみなさん同じ状況の中のスタートでした。今年はいつもに増してお互いを讃えあう姿も多く見られ、愛に満ちた大会だった気がします。スタッフの皆様、アロハラボラトリーの皆様、本当にありがとうございました。
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